スパイス

埼玉県・熊谷のカレー専門店『スパイシーベジーカレー』では、各テーブルにご自由に利用していただける「スパイスセット」をご用意しています。

スパイスはターメリック・クミン・コリアンダー・チリペッパー・ブラックペッパー・ピンク岩塩の6種類。できるだけホール(丸ごと)でご用意しました。専用乳鉢ですり合わせ、擦りたて香辛料の新鮮な香りをお楽しみいただけます。

その日の気分や体調にあわせてスパイスをブレンドしカレーに加えれば、あなたにピッタリのオリジナルカレーの出来上がり!古代には「薬」として使われたスパイスのパワーで、おいしく食べながらさらに元気に、キレイになりましょう。

ターメリック

ターメリック
ターメリックとは、生姜(ショウガ)の仲間の多年草の根茎のことです。別名の「ウコン(鬱金)」の方が馴染みがある人も多いはず。古代インドの医学「アーユルヴェーダ」の他、古代中国の「漢方」でも珍重されてきた植物です。

ターメリックの効果・効能

● 肝機能促進
ターメリックに含まれる「クルクミン」というポリフェノールは、肝臓を刺激し胆汁を分泌させます。そのため肝臓が疲れている時や代謝力が落ちている時には、昔から「ターメリック(ウコン)」が使われてきました。

● 抗酸化作用
クルクミンには、体内の余分な鉄による酸化ストレスを減らす「抗酸化作用」があるという報告もされています。ターメリックは体の老化の原因となる「サビつき」を防ぐ抗酸化ハーブなのです。

● 抗炎症作用
ターメリックはインドでは「肌のトラブルを防ぐハーブ」としても用いられます。皮膚炎対策にターメリックを使う他、本場で「ターメリック入りのパック」が売られるほど。肌をキレイにするために、インドの女性たちはターメリックを愛用してきたのです。

【こんな時にはターメリックをどうぞ】
・お酒を楽しみたい時に
・体の疲れが気になる時に
・肌荒れを解消したい時に

クミン(クミンシード)

クミン
クミンとは、中東・インドに生えるセリの仲間の一種です。クミンの種まるごとの状態を「クミンシード」、すりつぶした状態を「クミンパウダー」と呼びます。「ウマゼリ」「ジーラ」等と呼ばれることもあります。

クミンの独特な芳香は、昔から世界各地で神聖なものとして珍重されてきました。中性ヨーロッパでは、クミンの香りが「浮気防止になる」として、恋人に渡す風習もあったほど。また古代エジプトの医学書にも、クミンは「薬」として登場しています。

クミンシードの効果・効能

● 食欲増進・消化促進
クミンシードは昔から胃痛・腹痛等、消化器官のトラブルに対して薬として使われてきました。現在でもその香りには食欲増進効果・消化促進効果があるとされています。

● ダイエット効果
イランの大学の研究によれば、クミンには悪玉コレステロールを低下させる効果があるほか、中性脂肪の減少・脂肪燃焼による体脂肪率の低下といった働きがあることが報告されています。

【こんな時にはクミンをどうぞ】
・食べながらダイエットしたい時に
・健康診断の数値が気になる時に
・食欲不振が続いている時に

コリアンダー

コリアンダー
コリアンダーとは、セリの仲間の一年草の種や葉を乾燥させた香辛料のこと。生のままの状態では「香草」「シャンツァイ」「パクチー」と呼ばれます。紀元前3500年頃のメソポタミア文明でも「薬」として使われた記録が残るほど、とても古くから扱われてきたハーブです。

コリアンダーの効果・効能

● デトックス効果
コリアンダーには腸管内に溜まった不要なガスを排出させる作用があり、昔から駆風剤(くふうざい)の一種として使われてきました。体内の老廃物をしっかり排出するデトックス効果で、毒素の溜まりにくい体が作れます。

● 健胃作用
コリアンダーのもうひとつの効果が、胃を元気にする「健胃作用」です。胃もたれやムカつきといった胃に関わるトラブルを緩和させてくれます。

● 美肌作り
コリアンダーはビタミンCやビタミンE等のビタミン類の他、カルシウムや鉄等のミネラルも豊富です。不足しがちな栄養素を補うことで、潤いのある肌作りの助けにもなります。

【こんな時にはコリアンダーをどうぞ】
・お肌のハリ・ツヤが欲しい時に
・体をスッキリさせたい時に
・胃の疲れを感じる時に

チリペッパー

チリペッパー
チリペッパーとは、「赤唐辛子」の実のこと。原産は中南米で、15世紀頃にアジア・ヨーロッパ各地に広がりました。料理に辛味をつけるおなじみの調味料ですが、海外では凍傷治療等にも用いられてきた他、最近では育毛剤等にも配合されています。

● 血行促進作用
チリペッパーに含まれる辛味成分「カプサイシン」には、血管を開き血行を促進させる働きがあります。血液がきちんと巡ることで、冷えやすい内蔵や手足もポカポカにしてくれます。

● 脂肪燃焼作用
赤唐辛子の成分・カプサイシンが血中に溶け出すとアドレナリンの分泌量が高くなり、エネルギーの代謝力もアップ。体の内側から脂肪を燃やすダイエット効果が期待できます。

【こんな時にはチリペッパーをどうぞ】
・手足の冷たさが辛い時に
・顔色の悪さが気になる時に
・気分をサッパリさせたい時に
・体の脂肪が気になる時に

ブラックペッパー

ブラックペッパー
ブラックペッパーとは、インド原産である「胡椒(コショウ)」の実を未熟なうちに摘み取って、皮ごと天日干しして作ったスパイスです。日本では「黒胡椒(くろこしょう)」とも呼ばれます。

いまや調理に欠かせないスパイスですが、ヨーロッパで主力となったのは中世になってから。しかし原産国のインドでは、紀元前からコショウを薬として大切に使っていました。また日本でも奈良時代には、コショウを「生薬」として使った記録が遺されています。「スパイスの王」とも呼ばれる、世界中から愛される香辛料です。

● 消化機能改善
ブラックペッパーに含まれる香り成分には、酵素を活性化させ、エネルギーを増進させる作用があるとされています。消化機能が刺激されることで、胃腸の冷えによる腹痛や慢性疲労等にも効果が期待できます。

● 抗菌作用
ブラックペッパーに含まれる辛味成分「ピペリン」には強力な抗菌作用があります。冷蔵技術が未発達だった頃のヨーロッパでは、肉類の保存のために胡椒を用いるほどでした。

【こんな時にはブラックペッパーをどうぞ】
・疲れが取れない時に
・気分を爽やかにしたい時に
・血圧が気になる時に

ピンク岩塩

ピンク岩塩
ピンク岩塩(ピクソルト)とは、ヒマラヤ山脈等で採取できる岩塩のことです。主にチベット・パキスタン等で産出されます。

● 代謝力アップ効果
岩塩とは、大昔に海だった部分が海底変動で陸に閉じ込められ、水分が蒸発し、長い時間をかけて結晶化されたもの。そのため通常の精製で作られた「塩」に比べて、多くのミネラルを含んでいます。

ピンク岩塩が「ピンク」に見えるのも、実は豊富に「鉄」が含まれているからなんです。不足しやすい鉄分やマンガン等のミネラルには酵素の働きを助け、身体の代謝をアップさせてくれる働きがあります。

● 老廃物排出作用
古代インドのアーユルヴェーダでは、塩(岩塩)は体のバランスを調整する薬として使われてきました。特に重視されたのが、体内の水分レベルの調整です。通常の精製塩では体がむくみやすくなりやすいですが、岩塩の場合には不要な水や老廃物をを排出し、むくみにくい体を作ってくれます。

【こんな時にはピンク岩塩をどうぞ】
・栄養バランスの偏りを感じる時に
・巡りの良い体を作りたい時に

スパイスについてお気軽に

「このスパイスはどれくらい入れる?」「おすすめはある?」スパイスについてわからないことがあったらスタッフにまでお気軽にお尋ねください。お客様に合ったスパイスをご提案させていただきます。

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